公演によせて


これまで歩んできた道に
無駄も間違いもなかったと思います。
挫折も、諦めも、苦しみも、全て自分にとって
必要があって起こったこと。
そう頭では理解出来てはいたがことが、
心に深く届いていなかったと思うのです。
勝手に苦しみに引っ張られて、
生きてきたように思います。
これまでの足跡を一つ一つ丁寧に辿ると、
その一瞬、一瞬を
一生懸命に生きてきた自分がいました。
そこを蔑ろにしてしまっていた私は、
頑張った過去の自分を
傷付け、大切にできていなかったと気づいたのです。
自分を目一杯抱きしめて
過去をきちんと過去に戻して
これまでと同じように前に向かって歩きたい。
そう思いました。
そしてその道で出会った誰かの力になれたら、
それは、とても嬉しいこと。
そんな想いを「hug me」にのせて
お届けできたらと思います。
 

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谷 フユ